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2016夏休み山行 室堂〜五色ヶ原〜薬師岳 天空のトレイルを歩く Day_4

2016年の夏休み山行も下山日を迎えた。
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8月14日。密接していたお隣3人組は私の反対コースを行かれるようでこの日は薬師越え。2:30に起きるとか言ってたっけ。そんな物音に私が目覚めたのは3時過ぎ、この日は6時出発でも良いのだけど、のんびり山を楽しみながら下山するためにやっぱり5時出発を目指しましょ。
お隣が出発された頃3:30を回ってただろうか、お湯を沸かしながら、シュラフ類を片付ける…この日の朝はテキパキ順調。やっぱり前日の朝の不調は飲み過ぎだったか!?(≧∇≦)
α米のエビピラフ半分とキノコポタージュで朝ごはん。この日は食後にカフェオレ。こぼさず飲んだった♡

テキパキとテント撤収…出発は5時を少し回り、空がずいぶん明るくなってきた頃。



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出発しようと登山道に立った時、後ろからおはようございますと声をかけてくれたのは、同日同行程で歩かれていた富山の方、歩くペースも私より少し早いかな?くらいで、休憩のたび抜きつ抜かれつしていた方。おじさまなんて思ってたけど、私より若いかな(≧∇≦)
交わした言葉はわずかながら山の同志って感じだったな♪

薬師峠から少し登っていく。
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勾配がなくなり、木道が始まり、太郎兵衞平。進行方向には黒部五郎さんが近づいてくる。
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コースの選択で、いつも外してしまい、未踏の五郎さん。もう一泊…したいようなお天気だけど…食料も行動食を残すのみ。バスの予約もしたし、富山に後泊ホテルも予約済み。下りるのだ…。
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朝の穏やかな色合いの空を楽しみながら…ゆっくりゆっくり深呼吸。
おっと…昨夜から、カメラのバッテリーマークちょこちょこ出始めていて…出発前に替えようと思っていたのを忘れてた。
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太陽が顔を出すまでに交換しておかなくちゃ。
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薬師岳の東南陵からつづくお山にまだまだ太陽の姿は見えないけれど。少しずつ少しずつ空の赤みが増し、明るくなっていく。
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朝の空の色は神秘的で静かに変化していく様に見入ってしまう。
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黒部五郎岳と上の辺りにはもう陽光が差している。
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少しずつ陽のあたる場所が広がっていくのが分かる。
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南に見える山々はどの辺り?手前に雲の平…奥に水晶、鷲羽の辺りかな。
振り返って見えるは薬師平かな(*^^*)お山は広くておっきいや!
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木道てくてく。太郎平小屋からお散歩に来る人や薬師岳方面に向かう人、ソロ、団体、家族連れ…いろんな人が行き交う太郎平。
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太郎平小屋前までのんびりと歩いてきた。
穏やかな時間がとても心地良かった。
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時間の余裕は、たっぷりあるので。太郎平小屋前でザックを下ろして、しばし休憩。綺麗なトイレに立ち寄らせていただいて、チップちゃりん。
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空の色もずいぶん青くなってきたけれど、なかなか、太陽の顔が見えません。
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あ〜やっぱり黒部五郎岳に行きたいなぁ。無性に行きたくてうずうずしてきました(*^^*)♪計画練ろうかな。来年かな。
あっ!ようやく太陽さん☆
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光を感知できたのは5:52でした。美しい景色に後ろ髪引かれるけれど下りなくちゃ…。
団体さんが二組体操されていたので、それを見送ってから下りることに。6時過ぎ。
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しばらくは木道を歩く。折立からの道は2度登ってきたことはあるけれど下りるのは初めて。のんびり花々楽しみながら下りましょう!
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木道脇にもたくさんのお花たち。顔見知りな子達ばかりだけど…だから…なんだか安心して歩ける道。
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リンドウさん…夏から秋へと季節の移り変わりを感じさせてくれる。

今回のメインはやっぱりチングルマの果穂ちゃん。朝の光に照らされて、朝露に濡れてキラキラ。
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キラキラ。
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キラキラ。
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雲もまだまだ低い位置に見える。まだ標高2200mほどのところだものね。
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北の方の低山の山々もとても綺麗だったなぁ(*^^*)♡
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キンコウカはもう花が終わっていたね。
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イワショウブは真っ赤な実?種?へ変化し始めているものもあれば…
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まだ白く咲いている子。
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その間くらいの子たち。いろいろ。ゆらゆら。
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道は木道から岩の多い道へといつしか変わっていた。両側に木が連なってしっかり道が作られている。石、岩、大小まちまちで固定されているところもあれば、ごろごろ転がって歩きにくいところも。
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道を形作っている木の外側に土の歩きやすい道が50cmほどの幅でできているところも。つい、そこを歩いて気がついた…。
なんのために木が並べられ、石が敷き詰められているのか。
山道は人によって作られたものだけれど、必ずしも、人のためではない。山の自然を守るため。歩けば草花は踏みつけられ、命を絶たれ、土が露出していく。歩きやすい道となるけど、そこを多くの人が歩いていればどんどん掘れて、水も流れやすくなり歩きにくくもなっていく。石や岩が敷き詰められて固い道をあえて作っているのは山を守るため。木で道を示しているのは広げないため。はみ出して歩いて新たな道を作ってはいけない…。そんなことを思いながら、歩きにくくも人間のエゴで作られた山道をありがたく歩かせてもらわないと…。
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そんなことを思いながら、五光岩ベンチに到着6:45 。ちょうど先に下り始めた団体さんのひと組が休憩を終え、出発するところ。空いたベンチに腰を下ろして、朝ごはんに残したエビピラフを食べましょう(*^^*)。
団体さんが出発されるとき、ガイドさんが歩きにくいこの道だけど、自分は山を愛する者として、歩きやすい木枠の外を歩かずに枠内を歩くと話されていて、どうしても水が流れていたり、危険のあるときだけ、枠外の安全なところに感謝とお詫びの気持ちで足を置くと話されていて…同じ気持ち。なんだか心があったかくなった♡山を愛する気持ち。
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ヒコーキ雲が長く空に描かれる。やっぱり明日あたりから雨も降るのかな。そんなことを思いながら、7時に次のベンチを目指しましょ。
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アカモノさんの赤が鮮やかに山道を彩り始めてました。少しずつ緑が増えていきます。
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ミヤマママコナちゃん…と思ったけど、あれ?花唇が白いのはママコナ?ミヤマは黄色いはず?ん〜(^◇^;)個体差もあるかなぁ。
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蕊が綺麗に赤いイワショウブさん。
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アップで撮ってみたり(*^^*)♪
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ヤマハハコさんは地味な花ながらなんだか清楚。
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8時になり、そろそろ三角点ベンチかなぁと思ってたところに現れた縞々ポール。あったあったこんなのあったと思い出す。積雪量を確認するためのポールらしい。
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三角点ベンチに着いたのは8:10くらいだったかな。人も多かったので休まず下りましょ。
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足元にはシラタマノキだったりゴゼンタチバナだったり。可愛らしい実が目に止まる(*^^*)♡
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ゴゼンタチバナさまはたくさん会えたけど、シラタマちゃんは少なかったなぁ。
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オオカメノキも綺麗な赤い実をつけて、空を見上げてた。爽やかな空。
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樹林帯の中に入っていくと、すごく懐かしい気がして、落ち着く気がした。3日間天空のトレイル、空を歩いているような気分だったから…草木の中を歩く時間もあったけれど、やっぱり樹林帯とは香りが違う。
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ヒノキの香り、フィトンチッドが郷愁を感じさせてくれているのかな。優しい香りに包まれて、頑張って歩いてきた疲れたカラダを癒してくれるように感じた。
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裏を見てみる。この子は、サワラかな(*^^*)
「H、サワラないで!」と覚えるのよね。ふふふ。HというよりXに見えたけど。それ以前にピント合わせられてないけど…orz
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さてさて、ずいぶん下りてきて…暑くなってきましたよ…。山歩きの終わりになるとまだ歩いていたいという寂しさを感じることもあるけれど、ここまでくるとさすがに疲れてきて、もう終りでいいよ〜!!って気分になる(≧∇≦)
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登山口近く、十三重の塔慰霊碑9:25。無事下りてこられました。慰霊碑の前に立つと、山で命を落とされた方々いること、山は決して楽しいだけのところではなくて、危険も伴うことを再認識させられる。手を合わせて、亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ、安全登山、無事の下山ができたことを感謝しつつ…折立に下山完了9:30。

バスの時間まで程よい時間。そして良いお天気。テントを乾かしてる方がたくさんいらしたので、私もっ!
この日の朝は結露がすごくて吹き気なかったから石の地面にテント本体、フライシート、グラウンドシート、広げたらあっという間に乾いた!グラウンドシートには湿った細かい砂がいっぱい付いていたけれど
それも払えて良かったな♪

バスは10:20 予約済みの人から乗せてくれて、予約されていない方もたくさんいたけれど、乗れたようで良かった!
昭和のそれも昭和中期頃の気配を感じるふるびた有峰口駅から富山行きの電車に乗ったら、お座敷列車ならぬ板ばりで窓に面した座席やソファーやバーのような売店がある近未来的!?な観光列車に山から下りてきたばかりの汗くさい私は、猿の気分でキョトンだった。

富山に降り立つと暑くて暑くて…山の上の直射日光も暑くてしんどかったけど、可愛いもんだったのねと街中の灼熱地獄に嫌になったけど、ランチにビールとじゃこの釜飯定食を食べ、大浴場のあるホテルで汗を流し、ひとり居酒屋、晩酌セットでビールを飲み、かにみそ、塩辛などで日本酒を飲み…まぁそんな下界も楽しんで、夏休み山行の幕が閉じましたとさ。

長旅の山行記録読んでくださった皆々様、ありがとうございましてo(^▽^)o♪

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by woodnote2014 | 2016-08-20 11:50 | 山歩き | Comments(0)