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2016夏休み山行 室堂〜五色ヶ原〜薬師岳 天空のトレイルを歩く Day_2

珍しく早寝でぐっすり眠れて、気持ち良く目覚めたのは3時半。月が明るかった空も月が沈んで、満天の星空。見上げてすぐに流れ星。
そんな空を見上げながら、お湯を沸かす…まずはコーヒーが飲みたくて。
お湯を沸かしながら、マットやシュラフを袋に詰め詰め、少しずつ荷物を整理して、お湯が沸いたらコーヒー飲みながらまた星空見上げる。流れ星がひゅんひゅん大きいのが3つ、なんとなくなのが2つ、ほんの短い時間で見られた。今日も良き日になりそうだと嬉しくなりつつ、お湯をさらに沸かしてアルファー米のわかめご飯に注ぐ。15分待つ間に概ねの荷物をまとめて、ご飯が程よく出来上がったら、とろろ昆布のお吸い物にお湯を注ぎ、ご飯もそこに入れて雑炊ちっくに。昆布にわかめ。山で食べる海の香り(*^^*)♡…まだ辺りは暗い。そんな中、テントをたたみ始めます。
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4時半。東の空が少しずつ明るくなってきていました。



テント撤収、パッキング完了5時ちょうど。東の空の赤みが広がり始めています。
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トイレに行って、ストック伸ばして、ザックを背負って…5時10分スタートです!
まずは山荘まで登ります!
登りは西方向を向いているので東を振り返り振り返り…木道を登ります。太陽の気配が感じられたのは5:12のこと。
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久しぶりに見られたご来光。辺りがオレンジ色に優しく染まっていく。
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そして空の青が主張し始める。そんな朝5:16。
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のんびり東の空を、見ていたいけれど、こんな朝陽を浴びながら歩くのも気持ちが良い
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小屋までは木道。踏み外さないように気をつけながら、振り返りながら(*^^*)♡
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チングルマの果穂も陽光浴びて光り輝くよう。とてもとても綺麗だった。
朝といえば…朝露に濡れて…といったイメージだけど、この日はテントも結露していなかったし、木道も濡れていなかったし、なんだかカラッとしていたなぁ。

山荘に立ち寄り買った缶ビールの空き缶をお返ししてから出発5:30。
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やっぱり後ろも気になって…立山方向も眺めてみたり。
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オレンジ色からピンク色…そして青く空は変化していく。そんな時の流れを感じながらゆっくり歩き始めました。
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しばらくは緩やかに木道歩き。途中分岐などがあったので行ってみるも何もなし。元の道に戻り、道行く人に何もありませんでしたと報告すると、例年は池塘があるんだよと教えてくれた。今年は雪が少なくてどこも渇いているらしく、テン場の辺りも例年はもっと湿っているとか。あ、でも私が立ち寄ってみたところは山地図を見るとクロユリの群落のあるところかも。いえ、何もなかったけれど(^◇^;)
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さて緩やかに傾斜が増してくる。一歩一歩、足元に気を付けて歩きます。幸い前日の疲労も感じることなく、体調良好!軽快に進む。
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テン場の方向、立山方面を横目に見ながら登っていた、池塘にキラリン陽光の反射。綺麗でした(*^^*)☆
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土だったり岩だったり木道だったり。変化のある道をゆるりゆるり登っていきます。
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黒部五郎岳や雲の平方面も見えてきたり。遠くには笠ヶ岳や槍ヶ岳…北アルプスの山々が臨めて…双六から笠ヶ岳を歩いた時はガスガスだったなぁとか、雲の平は2回とも雲の中だったなぁとか…
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裏銀座を歩いた時は良いお天気だったけどしんどかったなぁとか…過去の山行を懐かしみながら歩いていたら…「通行止」の文字が突然現れる!!驚くからっ!
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まぁぼーっと歩いていたら、このまま真っ直ぐ誤って進んじゃいそうな道なりだもの、示してくれて有り難や。ここはカクンと左に折れて右に折れて…鳶山の頂上に到着です6:15。
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半袖Tの上に長袖シャツを重ね着していて暑かったので、長袖脱いで、アームカバーして、日焼け止め塗り塗り。15分の休憩。
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景色を楽しんで。ミヤマコゴメグサを愛でて。
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さてさて次に向かうは越中沢岳。結構下って軽く登って下って登って…かな。と今回は休みのたびに地図を確認して等高線確かめてアップダウンの感じをイメージしてみたり。地図読みは得意じゃないけれど…少し覚悟しておかないとアップダウンにがっかりしてしまうものだから(≧∇≦)
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黒部湖が見えるのもこの辺りまでだろうか。
足元は岩やら足やらゴロゴロ歩きにくいものの、ハイマツやシラビソの緑がとてもきれいな山。
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花々もたくさん咲いていたように思うけれど写真はあまり撮らなかった。せっせせっせと歩いて、広い視野で景色を眺めて楽しみながら歩いていた。
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なんとも雄大な景色に包まれて、気持ちの良い時間だった。
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西方の山々はちっともわからないけれど、なんだか優しい景色だったなぁ(*^^*)♡
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緩やかな登りは心もゆったり、緑のお山と優しい空色に優しい気持ちになる。無心に岩場を登る時間も穏やかな道を歩く時間も山はいつだって私を強くする。…これ以上、強くならなくていいのにな(≧∇≦)でも、これが私なのだもの。
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無理はせず…ただ自然に。楽しく…心豊かに穏やかに…温かな自然に包まれる。
なんとも心地よい時間。…も、油断してると石に乗ったり、岩につまづいたりしちゃうから気をつけないと。
山は優しいだけじゃなくて、時にイタヅラっこ。自分の不注意を山に責任転嫁しちゃいかんね(≧∇≦)
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慌てずのんびり時に後ろを振り返る。五色ヶ原の向こうに歩いてきた山々や劔、立山、後立山の山々。
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物思いにふけってみたり、無心になって景色を楽しんだり…ふと気づけば、越中沢岳8:05。
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三角点向こうに放り投げられているザックは私の。
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今回は家を出た時は水1.5Lに氷やぶどう、あんぱん、レモンあんドーナツ、ワイン720mLなど重いものもたっぷりあって19kg。さすがに重過ぎでかくなりすぎと…ワインはザックから出そうかとも何度も悩んだけど…強行(≧∇≦)重い食べ物たちはほぼ食べ尽くし、氷も使っちゃったし、1kg弱はカメラバッグでザックが取り出したすき掛けしてるし、この時のザックは17kgくらいかしら。たくましくなったものです!
越中沢岳では残りのレモンあんドーナツ食べたり、日焼け止め塗り直したり、随分長く休みました。
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ここから本日のキャンプ地スゴ乗越小屋が見えていたのだけれど、その行程はずずんと下って登り返す様子がよく見えた。
見た目は一度下って登り返すようだけれど、その間にも微妙にアップダウンを繰り返すのだ。下りはホント脚に堪える。頑張らなくちゃ!!
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下りは急坂、小さな岩も多くて歩きにくい。滑りやすい。
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美しい景色の中だけれど、ここは足元に集中しないと。
前方行く6人のパーティ、3人の学生さん達…抜きつ抜かれつ前日から顔見知りになりつつある。その人達から大きな声が聞こえた。「危ない!」だったのか「あっ!」だったのか、とにかく驚いた。
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学生のうちのひとりが前日から危なかしいなと私の目からも感じていたのだけれど、足元ふらふらで見るからに細くて体力不足。どうやらその子が足を滑らし転んだようで…。事なきを得たものの、かなり危なかしかった。
長く歩きにくい下りは続く。3人のうち2人は大学の先輩のようで歩き方など教えているけれど…1年生らしいその子は四苦八苦。
追いついて後ろについてしまって、道を譲ってくれようとしたけれど、「安全なところまでゆっくり行ってからで良いですよ」と。
スペースのあるところで抜かした時に、心折れてる子に励ましの言葉をかけてあげたくなったけど、言葉が見つからなかった。
抜かしたあとは、まだ急坂の下りが続いていたし、少し離れないと、落石起こしかねない歩き方の子だったから、気をつけながら少しだけ急ぐ。
あっという間に学生たちが離れられた。だってなかなかその子は進めずにいたもの。
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がっつり下ってちょこっと登って…この頃、すごくすごく暑くなってきて、水も随分飲んだっけ。
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スゴの頭付近に着いたのが10時。また小休止。小屋は本当に近くに見えていたのになかなか近づかない気配にまわりの人たちもみんな疲れてたっけ。
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写真を撮る気力も随分失せてたなぁ。
この日、ハイドレーションに入れた水分は1L強。前日、同じくらいの行動時間で500mLほどしか飲まなかったから、倍もあれば十分と思ったのだけれど…
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スゴ乗越の最下部に着いたのは10:50。休み休み、水分補給も怠らず、コースタイムを見ればあと40分。アップダウンアップといった感じで到着だ。
…ハイドレーションの水が切れたのは残り30分弱かなといったところ。
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ハイドレーションの水は切れたけれど、湯冷し500mLはナルゲンボトルに入っている。ザックの中だけど。だから慌てる事なくゆっくり登る。
この登りがまたしんどくて、樹林帯の中だったり、直射日光浴びたり、なかなかしんどくて、皆ここで心折れてたっぽぃ!
不意に現れたキャンプ場のテント!着いた〜と思った時は嬉しかったなぁ。11:50。
小屋に入ってキャンプ受付をしようとするもキャンプ場の奥地行き止まったり(^◇^;)あれ?小屋はどちら?と青年達に聞いてみたり。

先にザックを下ろしてテント張る場所確保すべきだった。続々後続がやってきたもの。

小屋で手続きをしようとしたら危なかしい大学生がいることを伝えている男性がいらして、安心した。
私が抜かしたあと、別の子が危なかしい子を背負って歩こうとしていたとか。急坂、それも危ないと周りが止め、ひとりはザックを2つ抱え、もうひとりはサポートしていたらしい。救助要請というわけではないから、小屋の方としても困る事もわかるけれど、どうやら様子を確認しに行った模様。

私はテントを張りましょう!狭いテン場、良い場所はとられていたけれど、私にはまだ選択の余地があったから、平地で石の少ないところを確保して幕営。
そしてビールを買ってきて、カップ麺でランチ(*^^*)疲れた体に染み渡るアルコールとカレーヌードルの香辛料が食欲を促進、美味しかった!さてまだ13時。昼寝したくもないし…どうしようかなと小屋前に空きカンを捨てに行き、暑いからもうひと缶飲んじゃおと缶チューハイ買って小屋前のテーブルで…登山者同士の会話に混ぜてもらって…楽しげなおじさん、いやお兄さんは中2と小5の女の子のパパで、子供達にテント設営を任せて、受付をしに来て小屋前でビール飲まれてた方。楽しい方で、その後幕営終えた子供達もジュースを飲みにやってきたりして、楽しくお話しさせていただいて…昼間っから缶チューハイ3缶飲んじゃった(≧∇≦)暑かったし。
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なんてね、少しガスってきて寒かったりもしたんだけどね。楽しい山の話に盛り上がって、飲んじゃった!

そうそう危なっかしかった学生ももっと遅くなるんじゃないかと思ってたけれど、15時頃無事到着。小屋前にいた方々も皆、心配してたから安堵。
ついていた先輩のひとりが大きな声で「ご心配おかけしました。」と言い、3人頭を下げた。新人君は熱中症になったとか、ホームシックだとか言ってたとか。かなり心折れてたんだね。小屋前にいた登山者達とこれで山を嫌いになったりしないで欲しいねと…みな温かくてね。素敵だった!

さて、16時過ぎ…テン場に戻るとテントびっしり。足の踏み場に困るところもあって驚いた。
夕食は親子3人とご一緒させていただいて、キノコペンネにゆで大豆たっぷり入れて。ワイン500mL弱残ってたと思ったんだけど、楽しくて飲み干しちゃった(≧∇≦)飲み過ぎや!
この親子、本当は劔方面でクライミング?沢?よくわからないけどバリエーションを楽しみに来てたらしい。雪がなくて通行止めで目的地に行けなかったから急遽代案でこのトレイルを歩いているとか。強者!!
食事はスパゲティ、昨日も今日もソースを変えて…ということにしてらしいのだけれど、かつてフォーが軽くて良いと毎食フォーにしたら、2日目4食目辺りで嫌気がさして、2度とフォーは食べたくないとまでになったとか。この夜フォーにしなくて良かった(^◇^;)

楽しい時間を過ごし、就寝は19時回った頃だったろうか。随分がっつり飲んだ割には酔わなかったな。ふふふ(≧∇≦)

この夜もお酒の力もあって熟睡☆彡

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by woodnote2014 | 2016-08-17 06:50 | 山歩き | Comments(2)
Commented by まつおの母 at 2016-08-17 08:16 x
いやぁ…山ってやっぱりドラマがありますね。
歩き慣れない新人君の話に朝からうるうるしました…まわりの皆さんが温かで山を嫌いにならないで欲しいね、なんて(*^^*)♡
しかし、山で沢山お酒を楽しめるみっちゃん、うらやましすぎ←そこか!?
続き楽しみにしています(^o^)/
Commented by woodnote2014 at 2016-08-17 18:03
まつおのかかさま。
大学の山岳部らしいんだけどねぇ…新人くんの足が「私の腕より細いくらいで…」←コレ、スゴ乗越小屋の前で他の登山者さん達に言っても誰も否定してくれなかったから、事実なんだよねぇ。そんな子がツラそうでツラそうで、それでも小屋にたどり着いて、夕飯支度とかしてるのを見て、みんな安堵してたのよねぇ。
2度と山にこなくなっちゃうかも?いや、登山者の温かさに触れて、鍛え直して、山にまた来るよね!なんて話してて、私もうるるんだっまよ♡

お酒はね、なんだかね、最近強さが増してるのよね。山でも飲めるし、山を下りても飲める(≧∇≦)富山駅前の居酒屋、ひとり客平均単価3000円未満の店で5200円払ったのは生中2杯に美味しい日本酒4杯も呑んじまったから!!えへへ。

さて、続きは今夜か明日か…頑張ります♪