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2014夏休み山行は表銀座縦走 day_3&4

お天気など期待できない15日、他の泊まり客がネットで雨雲レーダーを確認してくれて、朝7時頃を過ぎると雨雲に覆われると知り、少しでも早い時間に槍に登ってしまいたい…と5:30に朝ご飯をしっかりいただき、6:00過ぎに出発する。
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いや、槍には2度登っているし、そのうち1回はサイコーのお天気に恵まれたから、何も無理して登ることもないのだけど…寝床を共にした山ガールちゃん、2度目の北アルプスで登山初心者というもんだから、ちょっぴりお節介ごころも働いて、同行することに。もうお一方連泊女性は同世代か私より少し上かしら。西鎌という部屋でご一緒した縁。3人で槍へと向かいます!



はじめて槍に登った時もヒュッテ大槍泊で、お天気が悪かったっけ。その時は、先行くカップルが東鎌の稜線を行くのは悪天だと危険だと殺生ヒュッテ経由の道を勧めてくれて、そちらを選択したのだけど、ジグザグジグザグ長く、むしろ辛く感じられたし、私は高いところや岩場好きだから、稜線の方が良かったかもと思っていたので、今回は迷いなく稜線を行く。

山ガールちゃんは皆の勧めもあって、ザックはヒュッテ大槍にデポして身軽だったしね。

案の定、稜線歩きの方が楽に感じられたし、楽しかった。
しっかり霧雨舞っていたから、ろくに写真は撮れなかったけれど。
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7:00過ぎに肩の小屋に到着。ザックをデポさせてもらって…もうおひとりの単独女性は槍に登らず新穂高に下りるというのでそこで別れ、山ガールちゃんとてっぺん目指します!と思ったら昨日燕から槍まで歩かれた女性と再会*\(^o^)/*これから上高地方面に下りられるとのこと。縁ある方って不思議と会うのよね♪

さ、さ、さ岩に取り付きますよぉo(^▽^)o先を行く方が慎重派だったので、ゆっくりゆっくり。ゆっくりは構わないのだけど、待つ時間が長くて風雨に晒されるのがちょっとしんどかったっけ。
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いやいや安全第一ですっ( ̄^ ̄)ゞ山ガールちゃん、どちらかというと高所恐怖症と聞いて、心配になったんだけど、なんの不安もなく、無事登頂〜o(^▽^)oひゃっほ〜☆7:45
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って風雨の中で飛ばされそうになりつつ必死の写真撮影なんだけど(≧∇≦)
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さてさて下りましょう♪ やっぱり前の方に下り苦手?と思われる方がいて待ち時間長いけど…下から吹き上げる雨に当たると顔が痛いけど、安全第一、待ちますよっ!
岩にはシコタンソウがたくさん咲いていたのだけど、デジカメAOちゃんのレンズは泣いていた(≧∇≦)酷使してごめんよぉ!
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山ガールちゃんはこんな雨のお山ももちろん初体験でそれもとっても楽しんでいる様子。ツワモノだo(^▽^)o♪
無事に小屋まで下りたら、槍ヶ岳山荘さんのカフェでホットミルクをいただきつつ休憩。優しいミルクにココロもカラダも温まります♪
さて…私はやっぱり上高地へは下りたくないので新穂高方面に向かいましょう!
もう1日お山の中にいたかったから槍平小屋に電話をして宿泊予約と登山道情報聞こうかなぁと思ったものの、公衆電話は500円で1分半くらい話せるかどうかという感じで小銭も無かったから…行ってみて泊まれなかったら、下ればいいし、風は強いけどこの時点では雨量はさほどじゃなかったので、大丈夫だろうと槍平方面へと向かうことに。
この日は槍沢ヒュッテ泊予定の山ガールちゃんと別れて、ひとり下りはじめます!
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ひと気もテントもわずかなテント場を越え、飛騨乗越9:10
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ここから火山岩ごろごろの道を下るのだけど、風が強い。雨が上から振り付け、下からも吹き上げてくる。足元しっかり確かめて、一歩一歩確実に歩く。
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まだ写真を撮る余裕はある(≧∇≦)カメラはAOちゃんはザックにしまい、強い子タフくんの出番。タフだけど…水滴はつくのよね。
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10:00千丈分岐点を越え、雨が強くなったり弱くなったりする中をせっせと歩く。雨に濡れたお花ちゃん達、写真になかなか撮れなかったけれど、そんな中でもミヤマシシウドさん達は凛として逞しくて。
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たくさん立派なシシウドさんがいました。
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まだ赤ちゃんも(≧∇≦)
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雨の降りはそんなに強くは感じなかったものの結構降っていたのだろうな。
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沢を渡ったりしているうちに、いつしか靴の中まで湿ってきて、いつしか湿っているというより、完全に浸水してちゃぽんちゃぽん言ってるし…おまけに大きな沢に出た時、沢の下流に人が見えたから、そっち方向でいいのだろうと地図を確認しないで進んでしまい…あれれ?登山道じゃないよねぇ?あれれ?と思ってたら、案の定、先を行く人も振り返り、振り返り歩いてる。うん、もはや登山道から外れていることは疑いようもない。あいぽん出して、現在地確認。はぃ、飛騨沢沿いを下りていたけれど、すぐに渡ってしまえば良かったと分かり、先行く人と共に元の位置まで戻って、登山道探し。ちょっと見えにくいところに印があった。うんうん、迂闊でしたと反省。タイムロスは10分ほど。現在地を確認したことで小屋までは近いことが分かったのは怪我の功名。もうすぐ小屋だと元気に歩く
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サンカヨウやユキザサの実を眺めたりする余裕もでてきたよ(≧∇≦)
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水たまりも多い道を進みましょ。もう足はびしょ濡れだから、水たまりだってへっちゃらだい!ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん♪だもん!
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そしてテントが見えてきたら、槍平小屋に到着11:30。小屋の前には願い事を叶えてくれるハートの石と鐘。願い事は小屋に宿泊できますように(^人^)
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小屋の中は雨宿りの方々なのか人でいっぱい。受付に行き、「今日、宿泊できますか?」と尋ねると、少し表情が曇り「ご予約はされてますか?」と。「いえ、してないのですが…」ダメかと諦めの気分。「何名様ですか?」「ひとりです( ̄^ ̄)ゞ」「おひとりなら大丈夫ですよっ!」あ、曇った顔が晴れたo(^▽^)o♪

まだお昼前だったし、バスもあるし、松本でビジネスホテルか自宅まで帰ることも可能だったけれど、もう少し山の中にいたい気持ちと、歩き疲れてのんびりしたい気持ちが強かったから、ホントひと安心。
レインウェアを脱ぎ、土間に干し、濡れた靴、靴下を脱ぎ、お部屋に案内してもらう。先客がおひとり、ご家族で来ていたけれど、お母様だけ膝を痛めて脱落されたとか。お母様と言ってもまだまだお若い方。同じくらいですかね?なんて言われて、絶対私の方が上だろうと年齢言ったら驚かれてた(≧∇≦)私の方が十は上だったみたいね。えへ、若く見られてご満悦。
さて濡れた衣類をまたまた総とっかえ。着替えたくさん持って来ておいて正解だった。乾燥室は別棟の小屋。もうたくさんの着衣が干されてたっけ。

まだ昼食用のパンも持っていたけれど、あったかいものが食べたくて、ラーメンを注文。すごくシンプルな醤油ラーメンなんだけど、とっても美味しかったなぁ(≧∇≦)もちろん…缶ビールぷしゅったし。←飲み過ぎ!?
部屋に戻って、のんびりレポでも書こうかなと思ったけれど、同室の方のお話がなんとも衝撃というか不思議というか、人それぞれの人生、いろいろあるなぁとかいろいろ泣いたり笑ったり、話して聞いて。数時間おしゃべりしてたら夕飯の時間になっちゃった!その後も消灯までおしゃべりしちゃった。
なんとなく気の合う素敵な出会いでした。
風の音、雨の音、動物の鳴き声などを聞きつつ…就寝(( _ _ ))..zzzZZ

翌朝は4時頃目が覚めた。同室のSさんは朝食は手持ちのもので早くに出るという。先に下山されたご家族も迎えに来る予定だそうで…それでも薄暗いうちは痛めた足では不安だろうし、明るくなってからがいいよねと…5:30頃ご出発。私は見送って食堂でのんびりご飯。

さてあと3時間ほど歩けば温泉だ〜o(^▽^)o♪と小雨が降ってるような降ってないような中、出発です!6:20
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幸い雨の降りは強くなく、昨日たっぷり濡れて水が溜まった靴もタオルでしっかり水分をとり、だいぶ乾かしたので、元気に歩けた… 最初はね…。
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この子はクロトウヒレンかな?
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この子はサラシナショウマかな?
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ん〜アザミの類は苦手〜♪
雨は小ぶりなので、お花を楽しみながら歩き始めたけれど、いつしか雨も粒が大きくなって来たような。
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小さな沢を渡渉するも石の上を上手く飛べず、ジャポン。左足、冠水(≧∇≦)それでも怖さを感じるほどでも無かったのよ。朝一はね…。
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クルマバツクバネソウをしっかり認識したのは初めてだったかも?
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ミヤマアキノキリンソウちゃんやヨツバヒヨドリちゃん、よく会うお花たちとの出会いもこんなお天気の日には心強くもあり(*^^*)♪
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あれ?ジャコウソウやソバナを撮った記憶はあるけれど…この子達はどちらでもない?あれ?なんだ?
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ソバナはこの子だもんね。違うもんね。
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ジャコウソウはこの子達でしょ?あれれ?
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この子も何気にわかんない!シシウドと思って撮ったけど、こんなに花びらちゃんとあったっけ?
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センジュガンピちゃんは分かるよ、分かる(*^^*)♪
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それからあなたはアカバナシモツケソウよね。
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雨に濡れてちょっと雰囲気違うけど、綺麗なピンク(*^^*)♪
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ゴゼンタチバナちゃんも沢山咲いていてくれました(*^^*)
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お花達を楽しみながら歩くこと1時間ほどで滝谷出合。
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しっかりとした流れはあったけれど、たとえ転んだとしても、人が流されるようなことはなかったと思う。
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木橋の下は少し流れが強かったけれど。ちょうどこの辺りで同室だったSさんに追いついて、しばらく一緒に歩くことに。
この先沢があったりすれば、ひとりより2人の方が安心だしね(*^^*)♪
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この辺りは本当にミヤマシシウドが多かった!その見事な姿に何枚も写真撮ってたもの。
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ハエなどの虫がたかってることが多くて敬遠しがちな花も雨だから楽しめるのかも(*^^*)♪
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黄色のホトトギスはタマガワホトトギスかな(*^^*)この子もたっくさん咲いていたよ♪
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雨は時折強くなるし、足元には大きな水溜りもできていて、気をつけて歩かなくちゃいけないけれど…お花を楽しめる呑気な私。
この辺りでSさんのお迎えがやって来たので、私はペースを上げてお先にっ!!といいつつ大好きな青い紫陽花に足が止まる。
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ヤマアジサイでいいのかな?
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それから…道行く人にヒカリゴケのところはもう過ぎましたかね?なんて聞かれてりしたものだから、あるんだ!!と探してたの!
発見(*^^*)静かに光ってました!
少しSさんを待って、あったよぉ☆と教えてあげました♪まぁかすかに光るだけなんだけども。右下の岩と岩の奥の方ね。写真じゃよく分からないね(≧∇≦)
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それから…もうほとんど終わろうとしているけれど…これはウツボグサかなぁ?
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お花達を楽しんで…紅葉始まる葉っぱちゃんを見つめて、夏休み山行が終わりました。

10:00新穂高温泉到着。
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すっかり冷えた体を中崎温泉、奥飛騨の湯で温まります(*^^*)♨︎
幸い早くに着いたので、最初は浴室独り占め。徐々に人が増えて、浴室からあがると玄関は大賑わいになっていました。
ラッキーな私!レストランでカレーとビールを頂いていたのは11:00頃。外を見ると雨が強さを増していました。

平湯までのバスは→時間に一本くらいあるけれど松本行きの急行バスは11:30の次は13:30慌てずのんびりしましょ。

畳の休憩所でまってりしてたら、なんだか不穏なニュースが耳に届く。
「あそこから下りて来たのに…!」みたいな。

ニュースを知ったのは、帰りの電車の中だったかしら…。11:00過ぎに滝谷出合のあたりで沢に流され行方不明者が3名と…。私が歩いた時にはそんな怖さはなかったのだけれど、そんな恐ろしさが潜む場所だったのだと知り、少し怖くなった。

山には切り立った崖や不安定な岩など一歩間違えば死の危険性があることは感じることがあるものの、普段は全く水のない、もしくはわずかな流れの沢が人をも流してしまう怖さがあることを知った。

雨の中でも呑気にお花を楽しみながら歩いていたことは良いことだったのだろうか?とふと考えさせられた。
沢がもうその先ないことを知っていたのならば、それで良かったかもしれないけれど、こんな雨の日は、できるだけ早く安全な場所まで進むことが大切だったのじゃないか?登山道の下調べをしておくことも今回は不十分だったなと…今、元気にいられることはラッキーだっただけで私が事故を起こす、巻き込まれる可能性だって十分あったのだと感じてならない。

…大好きなお山、もっと安全登山意識しなくちゃいけないなと学んだ夏でした。



亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ…了
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by woodnote2014 | 2014-08-20 22:05 | 山歩き | Comments(0)